社会(歴史)の勉強の仕方やノートまとめについて。
名古屋市緑区の学習塾・明徳塾の講師の河野です。
今回は、社会(歴史)の勉強法について、少し書かせていただきたいと思います。
最近、塾生の話を聞いていると、社会への興味・意欲が失われている気がします。実は、高校入試において、キーになるのは社会だったりします。そこで、私個人的にですがどうやったら社会(歴史)の勉強が楽しくなるか。をつづっていきたいと思います。
まず、歴史は大きな川のようなものだと個人的に考えています。過去からの流れがしっかりつかめていないと面白さが半減しているのではないかと思っています。そこで、おすすめしたいのが、「マンガ日本の歴史」です。とある大学受験を舞台にした映画でもおすすめされていたので、ご存知の方も多いと思います。映画でもストーリーがわかっていないとおもしろくないのと同じように、歴史も大きな物語なので、ストーリーを把握することが大事です。このゴールデンウィークなどにぜひ古代から現代まで通して読んでいただきたいと思います。
次に、ストーリーを理解したうえで、学校の授業を聞いてください。学校の先生の話が面白くない。という話をよく耳にします。当たり前ですよね。ストーリーがわからない話を延々と聞かされれば、私でも嫌になります。だからこそ、「マンガ日本の歴史」を読むことが大事になってきます。
さらに、学校の黒板を写すのはやめてください。学校の先生の話を聞くことが大事だと私個人は考えております。しゃべった内容について、簡単にメモしておくことを心がけましょう。先生は、黒板に書いたこともテストで出しますが、しゃべっただけの内容も出題します。その問題が、通知表に影響を及ぼすこともあります。もし、学校でノート提出があるのであれば、友達からノートを借りて、提出用のノートを作ってください。
最後にノートまとめですが、年表を写してください。
上記の年表は、中学2年生が現在学習中の単元の年表です。(字が個性的なのはお許しください。)現代の高校入試は、何年にどんな事出来事が起きたかよりもどのような順番で出来事が起きたかが重視されていると思います。なので、年表を作ることで、流れを把握してほしいと思います。
年表を作ったら、人物を中心に出来事をまとめてください。その際には、学校の先生の話のメモや塾の先生の話、教科書や資料集、学校のプリントをすり合わせてコンパクトにまとめましょう。(ちなみに、上記例では、教科書の太線の人物にはピンクを、出来事には黄色のマーカーをひいてあります。)よく教科書を丸写しするノートまとめをしている人がいますが、時間の無駄なので、やめてほしいと思います。また、女子によくあるのですが、やたらと色ペンを使ったノートまとめをやる人もいます。色分けに一生懸命になって、満足感はあっても、理解できていないのでこれもやめてほしいと思います。
今回は、歴史の勉強の仕方・ノートまとめについてお話してきましたが、これで絶対に成績が上がるものではありません。それぞれに合ったやり方があるとは思います。今回は、最大公約数的にこうするとよいのではということについてお話させていただきました。
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